それまで右肩上がりだったTOEICの合計スコアがはじめて下がりました。
成長がストップしてしまわないように反省し、継続したら自己ベストを更新できたのでその反省内容をまとめます。
このページの対象者
- TOEICのスコアが下がった
- 下がった原因がわからない
- 何をやればいいかわからなくなった
このページでわかること
- TOEICスコアが下がるよくある原因
- 各原因への対策
これまでの受験結果
これまでの受験結果まとめ
705点(L380 R325)2018年9月
860点(L445 R415)2018年12月
865点(L425 R440)2019年1月
905点(L460 R445)2019年3月
930点(L480 R450)2019年11月
920点(L495 R425)2020年10月
915点(L475 R440)2021年4月
950点(L480 R470)2021年11月— KY_ENGLISH|TOEIC950+リスニング満点攻略済 (@ky_english) December 15, 2021
930点まで行ったあとにしばらく停滞していました。
11月28日の結果
自己ベスト更新したのにリスニング力は低下中
(リスニングは満点とったこともある) pic.twitter.com/lMddEDoRWT
— KY_ENGLISH|TOEIC950+リスニング満点攻略済 (@ky_english) December 14, 2021
TOEICの準備にかけた時間
2019年11月 930点
1日平均1時間(休みなし)
2020年10月 920点
1日平均1時間(休みなし)
2021年4月 915点
1日平均1時間(休みなし)
2021年11月 950点
TOEICのスコアが下がるのはそこまで珍しくない
ツイッター上でも下がったと言っている人がたくさん見つかります。
前回より20点下がったけど800点超えていたので良しとする。#TOEIC #第254回 pic.twitter.com/EW4UyjKmLd
— しゅぺ? (@syupe3) November 16, 2020
年明けにTOEICを10数年ぶりに受けてみようと思い立った矢先、新型コロナウイルス騒動で試験が長期間中止になった上、感染対策で受験資格が抽選制に。先月ようやく受けることができたが、結果は780点。最後に受けた2008年1月が790点だったので、点数が下がった。ほぼ無対策で挑んだもののショックだ。 pic.twitter.com/VSzELVU38O
— Masahiro Horibe (@horibemasa) November 9, 2020
TOEICを最後に受けたのは、5年以上前のこと。
リスニングの最後で集中力が尽きて、最後の質問10問で、頭が真っ白に!
そのせいで、リスニングの点数が下がったよ?TOEICに必要なのは、英語力だけじゃない。
体力と集中力の両方も必須。もしまたTOEICを受けるとしたら、体力作りから始めなくちゃ? https://t.co/J6SxYS1wGe
— モンカナ@フリーランス翻訳者が英語学習に役立つ情報を発信中! (@moncana_trans) November 15, 2020
久しぶりにTOEIC受けたらありえん下がった
— PEPPEЯ? (@Pepper_NXT) November 5, 2020
TOEICが下がってしまう原因と対策
TOEICのスコアが下がる原因
- 運
- 試験の難化
- 学習のバランス
- 学習時間
- 実戦感覚
原因① 運が良くてとれてた
統計学的に見ると、TOEICは最大50点くらいの誤差が出る可能性があるんだそうです。
それを聞いた時、「50点て誤差大きすぎでしょ」「しっかりしてくれ」と思いましたが、よく考えるとTOEICが99点満点だとすると5点なので大した差ではないですね。
つまり、仮に30点くらい下がったとしてもたまたま前回は高めの得点をとれたと考えることもできますね。
特に試験形式が選択式という特性上、現時点の実力が低ければ低いほどまぐれ当たりが起こりえます。
運が良ければ50点高めにとれたとしてもおかしくはなさそうです。
対策
さすがに100点以上下がったとなると緊急事態ですが、50点以内なので一喜一憂せず、もう1、2回受けてみて総合的に判断しましょう。
一発勝負と考えるとプレッシャーで空回りすることも考えられるのでチャンスはまだあると考えると良いです。
原因② 年々難化している
昔からTOEICを受けていた人は例外なく難しくなったと言っています。
そして普通に考えれば、今後も難しくなっていくでしょう。
これはもう現状維持思考に陥らず、アップデートしていくしかないですね。
対策
自分の頭の中にあるTOEICの情報が古いままだと、取り残されて後退していきます。
最新情報にキャッチアップは不可欠ですね。
試験の間隔が空きすぎると試合感を取り戻すのに時間がかかるので定期的に受験するのが良いでしょう。
原因③ 学習のバランスが悪かった
学習内容が偏ると全体のバランスが崩れて失点します。
ぼく自身、リスニング満点をターゲットにしていた時期は学習時間を極端にリスニング寄りに配分していました。
正直、リスニング満点を目標にしていてリーディングは別に伸びなくてもいいと考えていました。そのため、普段の学習内容がリスニング寄りに偏っていたことは否めません。
対策
本番までの日数を逆算してできるだけ計画的に学習を進めることがポイントです。
一方で「全部やる時間がない」「今はこの部分を伸ばすためにあえて、ほかは捨てる」みたいなリスクの取り方も一時的には有効だと思います。
原因④ レベルアップするほどの学習時間ではなかった
TOEICに限ったことではないですが、スコアは上がれば上がるほど、1点上げるのが大変になります。
900点以上の人でも990点満点に到達するまでには数年単位の時間がかかると言われていることから、900点以降になると300時間では不十分なのだと思います。
今後の対策
今のペースを変えずに積み上げればOKです。
その分、目標達成時期は遅くなりますが、焦ってもしょうがないですよ。
原因⑤ 実戦感覚が鈍っていた
前回の受験から時間が空きすぎると実戦感覚が鈍って、パフォーマンスを発揮しきれず下がることも考えられます。
2時間、乗り切る体力も必要ですからね。
ちなみに僕はTOEIC会場で約1年ぶりに受験したところ、リーディングを解いている時に意識がどこかに行ってしまい、戻すのに苦労しました(体調不良とかではなかったです)。
(コロナの影響で何回も抽選に落ちてしまったのでしょうがないのですが、ちょっと間隔が空きすぎていました。)
対策
試験会場で受験するのとまったく同じように練習することは難しいです。なので、一番いいのはやはり定期的に受験することでしょう。
ただし、本番に近い環境を作って準備すればパフォーマンス安定につながるはずです。
模試を解く時、本番と同じ時間帯にしてみたり、ある程度周りに人がいるようなカフェでやってみるなど。
原因⑥ 解き方が確立できていない
本番と練習は同じ解き方で解くようにしないとスコアが安定しません。
いきなり変えたりするとけっこう感覚が狂います。
そしてなぜか悪い方向に転がることのほうが多いです。
対策
練習で模試を解く時点で、スコアだけでなく、自分が解きやすい方法も研究しておくと良いですね。
各Partの時間配分、1問あたり何分(秒)で解くかを決めてそのルールを徹底すれば少なくとも100点下がるようなことは起こりません。
原因⑦ 会場があまりよくない
東京の場合、TOEIC会場の場所は毎回変わりますが、会場によっても受験のしやすさはけっこう変わってしまいます。
ホテルや会議室といった数百人の会場で受験する感覚と、大学の20人程度の教室で受験するのでは感覚も違います。
スピーカーが遠かったり、机が狭かったり、隣近所に迷惑な人が座ったりなど運の要素もありますね。
対策
相談すれば、席を移動させてもらうこともできるのでパフォーマンスを発揮できないと感じたら試験官に早めに言いましょう。
原因⑧ コンディション不良
寝不足や体調が優れない状態で受ければ、低下しないほうが難しいでしょう。
2時間連続集中が求められる過酷な試験なので、体調を整えた上で再受験ですね。
対策
受験日程が決まったら、3週間くらい前からは徐々に本番モードに入りましょう。
毎日の風邪予防はもちろん、睡眠時間、バランスの良い食事と言ったコンディション調整が必要です。
TOEICを受けるならアスリートになったような気分で過ごすのも悪くないですよ。
最後に
その瞬間にできるベストを尽くすしかありません。
やれることを継続すれば自己ベストは更新できます。