TOEICのリスニングで満点の495点まで辿り着けました。
それまでもリスニング単体で400点台は安定してとれてたのでそれなりに健闘してたほうですが、やっぱり最高地点に到達すると別の達成感がありますね。
満点を連発している猛者と比較すると新入社員と変わらない立場ですが、せっかくなので「まだリスニング満点をとったことがなかった時の自分」と「はじめてリスニングで満点をとった自分」の両方の記憶がフレッシュなうちに振り返っておきたいと思います。
TOEICのリスニングで495点をとった証拠
さすがに自己申告だけだとあまりにも説得力がないので証拠画像も載せておきます。
結果を今確認した
合計点は下がってしまったが、はじめてリスニングで満点をとれた
もともとリスニング満点を目標としていたため、有言実行ができてうれしい
自己肯定感アップ pic.twitter.com/wLUp2iUfDR
— KY_ENGLISH|TOEIC950+リスニング満点攻略済 (@ky_english) November 9, 2020
#TOEIC の結果を開封
LISTENING満点だが、2~3問間違えている感じだ pic.twitter.com/7eitiV4VjT
— KY_ENGLISH|TOEIC950+リスニング満点攻略済 (@ky_english) November 21, 2020
TOEICのリスニングで495点をとった感想
感想① 全問正解は目指さなくてOK
リスニングは数問なら間違えても満点になります。
というわけで聞き逃した時はすぐに切り替えて次に行くのがポイントですね。
これによって逆にミスを最小限に抑えられます。
正直、僕の場合は3問くらいミスってるんじゃないかと思っています。
↓TOEIC業界では有名な濱崎潤之輔氏の本にも95〜97問以上正解できれば、ほぼ確実に495点と書いています。
ノーミスで解く力が求められているわけではない
そもそも45分ぶっ通しなんて普通の人には無理な話です。どうしても途中で意識が途切れるんですよ。
45分間の講演会とかでずっと集中して聞いてられるわけがないですよね。
誰かに急に話しかけられた時、日本語でさえ聞き取れずに聞き返すこともありますよね。
完璧主義は捨てましょう。
もともとは是が非でも全問集中しようと考えてましたが「何問か間違えても大丈夫」と考えることでうまくいきました。
感想② 毎朝のシャドーイングが効いた
正直、900点を超えてからはTOEIC用の学習時間が少し減っています。
1日平均だとだいたい1時間くらいでしょうか?
ですが、シャドーイングだけは1日もかかさず毎朝やっています。
この効果が大きかったと考えています。
毎日少しでも英語に触れることで英語力を落とさずに済みますし、朝、脳がフレッシュなうちにやることで記憶にも残りやすかったです。
(仕事終わりの脳が疲れている状態でやるよりも多分効果は出やすいです。)
TOEIC公式問題集を何も見ずにシャドーイングできるようになれば満点とれる
TOEIC公式問題集についてくる音声をシャドーイングとして使ってみましょう。
最新版の音声をよどみなくシャドーイングできればもうすでに満点をとれるポテンシャルがあると言っても過言ではありません。
感想③ 午前中に受験して良かった
コロナの影響で午前と午後の選択制になりましたが、僕は午前を選びました。
これについては、頭の働きがいい時間帯に試験を受けると集中力の点で有利だと思いました。
聞き逃しを防げる気がします。
とは言え、朝、弱い人もいますし、このあたりは人によるかもしれません。
自分が午後のほうがパフォーマンスを発揮できると思うのであれば午後を選んだほうがいいです。
参考【TOEIC】午前と午後どっちがいい?僕が午前受験組の理由
感想④ TOEIC慣れによって対応力が上がった
TOEICを攻略しようとして2年経ちました。
ここまでくるとTOEICで頻繁に使われる英文はデータベースとして頭に入っていて、聞いている途中でも次の展開がある程度イメージできます。
もちろん継続的な学習のおかげですが、「ある意味、純粋な実力と言えない部分もあるかも」と言う印象です。
(TOEIC以外の場面で使われる英語は、例えば、知らない洋楽とかを聞いてもあいかわらず聞き取れないことが多いです。理由は洋楽に対応できるほどデータベースが十分ではないためだろうと考えています。)
感想⑤ TOEIC公式問題集は偉大
TOEICについて語る時、公式問題集は避けて通れませんね。
上級者ほどTOEIC公式問題集を繰り返し解いて1冊を完璧に仕上げるように言っている気がしますが、あれはやはり本当なんだなと感じました。
試験直前期、やる教材がなかったので公式問題集6を何回もやりましたが、それがうまくハマりました。
TOEICのリスニングで495点をとる前との違い
違い① 満点とる前よりも聞き取れている
以前であれば聞き逃していたであろう英語まで捉えられるようになりました。
まずは単純に聞ける音が増えたことが考えられます。
もう一つは聞き逃してもその聞き逃した余白を自動補完する能力がついた感じです(文法力など)。
違い② 満点をとる前よりも疲れなくなった
以前よりも省エネでリスニング問題を解けるようになった気がします(リスニングセクションが終わってもまだまだ体力的に残っている感じ)。
その分、リーディング問題を解くのにも有利なので最高です。
違い③ オンライン英会話で褒められることが増えた
オンライン英会話をやった時、以前は発音のミスを指摘されることが多かったのですが、最近は複数人の先生から発音や話すスピード感がいいと言われることが増えました。
本当にスゴイ人に対しては逆に褒めないはずなので、もちろん、「日本人にしてはそこそこいい感じ」という意味だと捉えてますが、いずれにしても「成長してるのかな」とは感じます。
なお、勘違いされてしまいそうなので補足しますが、TOEICのLRが目標ならオンライン英会話は必ずしも必要ではないです。
まずはTOEIC対策を優先してください。
(僕はもともとオンライン英会話の会員だったのでやっているだけです。)
参考スタサプ+オンライン英会話|二刀流でTOEIC対策すべき?
TOEICリスニング満点をアビメで自己分析してみた
#TOEIC の結果を開封
LISTENING満点だが、2~3問間違えている感じだ pic.twitter.com/7eitiV4VjT
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アビリティズメジャードを使えば、どこを間違えたかがだいたい見えてくるらしいです。
以下の動画の情報をもとに分析してみました。
対応箇所 | 僕のパーセンテージ | ||
---|---|---|---|
L1 | 短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で 明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる | Part1・2 | 93% |
L2 | 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で 明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる | Part3・4 | 95% |
L3 | 短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる | Part1・2 | 100% |
L4 | 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる | Part3・4 | 98% |
L5 | フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる | Part2の10問 Part3・4の5問 | 93% |
Part1とPart2でミス発生+多分、Part2を1問ミス
Part1・2の両方に関連してくる項目はL1・L3ですが、L1が100%とはなっていないことから、Part1とPart2のどこかでミスしたことがわかります。
Part2に関わる項目のL5が減点されていることから、おそらくPart2でミスっている可能性が高いです。
L5の対象は15問となることから1問間違うと6%マイナスとなり、計算的には自然ですね。
さらに動画内でヒロ前田先生が「L5に入る問題はL1・L2にも入っている」「L1とL5はPart2に影響を受けがち」と言っていることから、僕が間違えた問題はPart2であること、L1としてもL5としてもカウントされる問題だったことが推測できます(あくまでも推測です)。
Part3とPart4でもミス発生
Part3・4に関連してくる項目はL2・L4・L5ですが、いずれも100%になっていないことから、Part3とPart4でもミスしたことがわかります。
L2の問題で1問、L4の問題で1問落とした感じでしょうか?
最後に
リスニングで満点をとることは決して難しくありません。
正しいやり方を愚直に繰り返すだけで必ず到達できます。