TOEICでコツをつかむ前の自分のリスニングスコアは最高で380点でしたが、今、自己ベストで495点のところまで来ました。
正直「この先、一生リスニングで400点以下を取ることは無いだろうな」と感じています。
ちょっと調子に乗りすぎている気もしますが、そのくらいの自信があります。
なので、僕がどんな感じで問題を解いて400点以上とっているのかとリスニングセクションで無駄に失点しなくなった理由について書いてみます。
このページの対象者
- リスニングセクションでまだ400点台をとったことがない
- 今のやり方に限界を感じる
- 情報がありすぎて何をやればいいかわからなくなった
このページでわかること
- L400点以上の人の解き方
- リスニングが伸びない人の思い込み(盲点)
- 最速で400点台を達成するための教材
最近のTOEICスコア
リスニングで400点を安定的にとれています。
(450点レベルと言ってもいいかもしれません。)
リスニング400点までの推移
#スタディサプリ をはじめてからの #TOEIC のスコアを改めてまとめてみた
705点(L380 R325)2018年9月
860点(L445 R415)2018年12月
865点(L425 R440)2019年1月
905点(L460 R445)2019年3月
930点(L480 R450)2019年11月
920点(L495 R425)2020年10月— KY_ENGLISH|TOEIC950+リスニング満点攻略済 (@ky_english) November 9, 2020
ずっと連続してるので毎回400点以上とれると言わせてください(笑)
リスニングの自己ベストは満点です
結果を今確認した
合計点は下がってしまったが、はじめてリスニングで満点をとれた
もともとリスニング満点を目標としていたため、有言実行ができてうれしい
自己肯定感アップ pic.twitter.com/wLUp2iUfDR
— KY_ENGLISH|TOEIC950+リスニング満点攻略済 (@ky_english) November 9, 2020
継続的に練習していたらリスニングで495点まで到達しました。
直近のスコア
11月28日の結果
自己ベスト更新したのにリスニング力は低下中
(リスニングは満点とったこともある) pic.twitter.com/lMddEDoRWT
— KY_ENGLISH|TOEIC950+リスニング満点攻略済 (@ky_english) December 14, 2021
リスニングで400点を超える解き方はどんな感じ?
もし、あなたが400点台のイメージが湧かないとかなりの差があるんじゃないかと絶望しているかもしれませんが、多分、300点台とそこまで大きな実力差はありません。
つまらない失点を減らすだけでも400点台前半にはたどり着けますよ。
前置きはこのあたりにして早速ですが、話を進めます。
Part1はノーミス
僕の場合、Part1でミスをすることはほぼありません。リスニングは先読みが攻略のカギと言われたりもしますが、Part1に関しては先読みもしてませんね。
それでもイメージ的には多分98~99%くらいの正解率です。400点を超える人はだいたい同じような感じじゃないでしょうか。
やはり難易度的には簡単なのでここで間違えてしまうなら400点台はまだ先になるでしょう。
参考TOEICのパート1対策|6問キッチリ正解する人になる方法
Part2は数問ミスる
ここは正直、難しいと感じることもあります。
「今、全然、聞き取れなかった...」というよりは聞き取れたけど3つの選択肢すべてがちょっと変化球気味だったりして本当にあっているのか自信が持てない感じです。
あとは聞いたことがないような馴染みのない人名が出てくると「?」で一瞬頭が止まりますね。
そうやってメンタルを揺さぶる問題で気持ちの切替ができなくて引きづると続けて失点しそうになります。毎回2問くらいありますね。
TOEICのリスニングで一番難しく感じるのはPart2に数問だけ含まれるクセのある問題
多分、自分みたいに文章を正しく読めないタイプの人間は行間を読んだりできないので苦戦してるはず
(ちなみに国語の偏差値は30台と壊滅的だ)
ということで、テクニックを使ってどうにかしてる
— KY_ENGLISH|TOEIC950+リスニング満点攻略済 (@ky_english) June 16, 2020
同じように考えている人は結構いるようです。
参考TOEICのパート2対策|正答率を上げるために優先すべきこと
【Part3とPart4】絶対に質問を先読みしてミスを極限まで減らす
よく言われている先読みですが、Part3以降は必須です。
一つの会話文につき質問が3問ありますが、すべて会話が始まる前にはもう読み終わっています。
リスニングで400点以上とる人は95%くらいの人が先読みをしてるんじゃないですかね。
それから僕は会話文が流れている途中でもマークできるところはしてますね。
本当は会話文を全部聞いてから解くのが理想なんですが、自分の場合は短期記憶がかなり弱いほうなので記憶を保持しておけないんです。(絶対にやってはいけないことですが、僕は頭の中で都合のいいストーリーに書き換えてしまう癖があるみたいです。)
なので忘れないうちにマークしちゃいます。
なお、余裕があるからと言って必要以上に先読みするのは無駄です(どうせ覚えておけないため)。
簡単な問題だと会話文が終わった瞬間にはすでに解き終わっていて、次の問題の設問を読みはじめることもあります。
わからない問題は粘りすぎないほうがいいですよ。
参考TOEICのパート3対策|パターン把握と先読みでスコア爆上げ
参考TOEICのパート4対策|パート3と同じやり方でOK
TOEICのリスニングセクションで失点を減らすポイント
大事なポイントは3つです。
- メンタルの安定
- 練習の量
- 練習の質
すべてが不可欠で、一つだけできていても他がダメだと中途半端な結果しか出ません。
ぜひ最後まで読んでください。
【メンタルの安定】全部聞き取れなくてもいいという開き直り
一字一句聞き取れないと解けないと思い込んでいませんか?
全部聞かないと解けないという思い込みがあると聞こえなかった瞬間についてくのをあきらめてしまうんですよね。
でも、TOEICには部分的に聞き取れれば正解できる問題がかなりあります。
一個の単語よりは流れのほうが重要なんです。
もし、スクリプトを見て内容自体は難しくないと感じるなら、自信を持ってください。
全問正解はできなかったとしても400点以上は目指せる力はあります。
なぜ全部聞き取れなくてOKなのか
英語は日本語と違うから
そもそも英語は日本語と違う言語だということを忘れないでください。
例えば、I don't knowの場合、tは発音しないですよね。
I am going toがgonnaになったりしますよね。
英語は重要じゃない部分は聞こえないほど小さかったり、まったく発音しなかったり、言いやすく変えられてしまうことさえあります。
(日本語でも時々ありますが、)日本語と比較しても音が省略されやすい性質のある言語なんです。
これに対して「don'tのtが聞こえません。」というのは間違った考えです。そもそも発音してないんですから。
話の展開にテンプレートがあるから
Part3と4については、ある程度、流れが決まっています。
なので、ちょっと聞き逃した部分があってもポイントを押さえていれば解けるからです(下記の3つが出題ポイントです)。
状況・背景・場所等が示される
問題発生・要求
対応
あとはパターンプラクティスですね。
固有名詞なども登場するから
日本人にはちょっと馴染みのないような人名なども出てきます。
日本人の名前だって人生で一度も聞いたことがないような珍しい名前は一発で聞き取るのは難しいはずです。
だから、聞き取れなくても「なんか人の名前を言ったな」というのが分かれば十分なんです。
以上のように100%聞き取るというのは幻想です。
難問を数問落としても400点超えは可能
わからない問題が出てきても焦らないことです。
TOEICではリスニング問題が100問出題されますが、15問くらい間違えても400点台はとれる計算なんですね。
できない問題があっても切り替えて次に集中です。
極端に正解者が少ない問題が出題された時には、採点時に点数がカウントされないこともあるのがTOEICです。ミスを恐れるメンタルのほうが危険だと言えるでしょう。
引きずると次の問題まで間違えてしまいますよ。
8問ミスったのにリスニングで480点とれました
950点のアビメを分析したところ、リスニング480点なのに8問もミスってました。やはりメンタル的に引きづらないことが大事です。
【練習の量】TOEIC対策に集中する
TOEICのリスニング問題は出題パターンが似てるので多く問題をやるほど「これと同じような問題をやったことがあるな」と感じるようになります。
似たパターンの問題をやったことがあると、当然、質問文が読むのがラクになり、会話文を聞く余裕が生まれます。
たとえ、聞き逃しても「こんな展開になりそうだな」「これが正解の選択肢になることはほぼないな」となります。
結果、正解率を上げる選択肢を選べるようになります。
400点を超えるまではTOEICのみに集中し、TOEIC慣れしよう
もし、あなたがテンポの早い英語に慣れるようにYouTubeで英語のコンテンツを見たり、Netflixで海外ドラマを楽しんでいるのだとしたら、それ自体はいいことです。
しかし、残念ながらTOEICのリスニングで400点オーバーを目指す対策としてはほとんど効果がありません。
断言しますが、TOEIC用に作られた問題を繰り返しやったほうが400点を超える確率は遥かに上です。
やはり、似た傾向の問題が出ますし、ナレーターの声が一緒なので慣れによって聞き取りやすくなるからです。
TOEICのリスニング対策が目的なら、TOEIC対策のみを集中的に行うのがベストです。
【練習の質】発音を軽視しない
正しい発音なんて別にわからなくてもいいと思っていませんか?
発音がわからないと知っている単語でさえ聞き逃しますよ。
というかむしろ中学生レベルの単語ほど聞き取りは難しく、「こんな簡単な単語をなんで聞き逃したのか」と凹むことのほうが多いくらいです。
長いとしっかりと音をキャッチできなくても雰囲気でわかったりますが、短いのは音を聞き分けられないと無理です。
英語には日本語にはない母音があることを忘れないでください。
聞き取れなかった部分はしっかりとスクリプトを確認し、繰り返し聞くのがマストです。
当然ですが、意味はわかるけど発音がわからない単語に出会ったときは自己流に解釈せず、すぐ確認しましょう。
ここではくわしく書きませんが、TOEICにはシャドーイングやディクテーションという練習が効果的です。
TOEICスコアアップに直結することだけを解説しました:停滞中のTOEICスコアは音読で爆上げ可能【やり方と条件を解説】
リスニング学習のポイント
一言でリスニングができないと言っても原因は一つではありません。
段階によって対策が違います。
英文を読んでもわからない段階
そもそも英文に含まれる単語・イディオム・文法ができていないということです。
なので音声を聞くよりも先にまずはその抜けている部分をカバーしてあげる必要があります。
音声を使った練習はその後です。
読めばわかるのに聞き取れない段階
この場合は音声認識の問題になります。
発音の確認やシャドーイングは効果的な対策にになります。
聞き取れるのに保持できない段階
聴いた英文を保持する力を向上することが課題になります。
要約やディクテーションは内容保持力アップに繋がるはずです。
以上のように、段階を把握した上で、ピンポイントの対策をすることがリスニングのスコアアップにとって不可欠です。
TOEICリスニングで400点以上を目指すあなたへ
正直、読んでいる途中で面倒だなと思い、途中で離脱した人ばかりだと思いますが、あなたがここまで読んでくれたということは本気で400点以上を狙っているんだと思います。
もし、やっていなかった所があれば、今から取り入れてみてください。400点突破は絶対にできます。
急ぐ人限定最速でリスニング400点台を狙うならスタディサプリがGood!
上記の188時間でリスニング65点UPというのはスタディサプリを使った結果です。
なので、違う選択をするともっと時間がかかる可能性はあります。
遠回りを避けるならスタディサプリを選択するようにしてください。
まだスタサプを試していない方へ
市販教材しか使ったことがない方は、ぜひ、体験してみてください。
英語学習NO1アプリ「スタディサプリ」なら便利さをすぐに実感するはずです。
参考スタサプ vs 市販教材 TOEIC対策にどっちを選ぶ?
かんたん1分!無料体験申し込み手続きへ
ベーシックプラン
(スタディサプリ公式サイト)
7日間アプリ使い放題
実際にやってみて合わないと判断したら7日間キャンセルできるのでリスクはゼロです。
いやいや無料体験なんてまだ早いよ…って方にはスタサプを使う具体的なメリットを説明するのでもうちょっとお付き合いください。
スタディサプリならTOEICのリスニング対策が10倍捗る
スタディサプリなら全部、解決できます
覚えてますか?
今回、僕はTOEICのリスニングセクションで無駄な失点を減らすポイントとして次の3つを挙げました。
- メンタルの安定
- 練習の量
- 練習の質
たった3つですが、実はこの3つをクリアするのは正直なかなか難しいんです。
スタディサプリにはリスニング400点をクリアする条件が揃っています。
- 多くの成功事例による安心感(年間8000人がスコアアップ)
- 十分すぎるほどの問題数(模試20回分収録)
- 音声練習の質(シャドーイングやディクテーションなどに対応したアプリ)
そもそもスタサプを使って900点オーバーという例は数えきれないほどあります。ということは質もたしかで再現性が高いので、スタサプをちゃんとやっておけば400点は超えるということです。
逆にスタサプでやってない問題がでたら諦めるくらいでちょうどいいんですよ。
最後に一言
少し残念なお知らせをすると、リスニング495点でも海外ドラマなどを初見で字幕ナシで楽しむことはできません。洋楽も難しいです。
理由は語彙も違うし、TOEICほどわかりやすい発音もしてくれないからです。
ただし、まったく役に立たないわけでもないです。
例えば、YouTubeで自分の興味のあるジャンルのチャンネルをみると語彙がわかるので内容はほぼ理解できます。また、そのチャンネルに登場する人の発音の癖になれることでわかってきます。以前は英語ならすぐに閉じてましたが、いまは最後まで楽しく見れます。
TOEICリスニング満点っていうのは所詮その程度のレベルです。
リスニングで満点を狙うならこちら:TOEICリスニング満点とったのでやったことを解説します【L495点】
追記
実はリスニングだけじゃなくてリーディングも400点を下回ることはなくなりました。
長くなるので続きはTOEICリーディングで毎回400点以上取れるレベルになった秘密に書きますね。