このブログを立ち上げた時、TOEICのリーディングは325点でした。
当時の僕ができていなかったことや誤解していたことは今300点くらいで停滞してる人の参考になるかもしれないので振り返ってみます。
リーディングは325点でした
このブログはTOEIC再挑戦を決意したときに立ち上げました。
⚡️ "TOEIC705点からの挑戦"https://t.co/00lUW9pieu
— KY_ENGLISH|TOEIC950+リスニング満点攻略済 (@ky_english) June 8, 2019
今はリーディングで400点以上とれます(自己ベストだと470点)。
11月28日の結果
自己ベスト更新したのにリスニング力は低下中
(リスニングは満点とったこともある) pic.twitter.com/lMddEDoRWT
— KY_ENGLISH|TOEIC950+リスニング満点攻略済 (@ky_english) December 14, 2021
TOEICのリーディングで300点台だった時にわかってなかったこと
何回も400点以上をとっている今ならわかりますが、けっこう間違った考え方や思い込みをしていました。
「それなら300点台でも仕方ないよね。」と言いたくなる感じです。
リーディング300点台の人が見落としていること
- 瞬発的な語彙力
- TOEICに必要な文法力
- 声を出す練習
- TOEICの出題パターンや世界観の把握
瞬発的な語彙力は超重要
当時の僕には300点台のボキャブラリーしかありませんでした。
語彙力が足りてないのは認識していましたが、その穴を徹底的に埋めるわけでもなく「わからなければ推測すればいい」と考えていました。
今ならわかりますが、これだとほかがどんなに良くてもリーディングは300点台止まりです。
TOEICにおいて推測している時間などありません。大学受験の英語とは全く別モノなんです。
そこを理解した後、TOEIC用の単語帳で860点分の単語をほぼ完璧にインプットしました(ここでの完璧というのは反射的に意味がわかる状態のことです)。
その状態で受験したら860点しっかり取れました。
TOEICで使える文法力
英文法のルールはそれなりに頭に入っていてもTOEICで使える文法力がなければ失点します。
TOEICで使える文法力というのはPart5を省エネで解けるような力。具体的に言えば、「ここに入る品詞はこれしかない」「これは受動態か能動態を選ぶ問題だな」というのがわかることです。
文法力がしっかりしていれば、Part5の文章は全部読む前に選択肢が絞れますし、わざわざ訳す必要もありません。早ければ5秒くらいで解けたりする問題もありますよ(むしろ日常茶飯事)。
難易度の低い問題で時間をかけずに回答することで、別の問題にかけられる時間を稼げるのでその結果、時間がかかる問題を解く余裕ができ、必然的にスコアもアップします。
300点時代の勘違いは猛スピードで速読し、一字一句目を通せばいいと思ってたこと。今振り返れば、その思い込みが読み飛ばし、スタミナ切れ、時間切れを招いたんだとわかります。
文法力があれば、速読力って案外いらないですよ。
出題されない文法問題もあります(冠詞は使い分けられなくてもOK)
例えばですが、TOEICでは冠詞についてはネイティブのようにわかってなくても困ることがありません。
Theなのかa(an)なのかそもそも冠詞がいらないのかみたいなことは問われないんですよね。
(冠詞って例外とかが多すぎるので、文法ではきっちり説明しきれないような領域です。ネイティブもほとんど感覚的に使っているようです。)
僕は今でさえ、ぶっちゃけ冠詞について100%理解したとは言えない状態ですが、TOEICをやる上で問題を感じたことはありません。
TOEICとは別に英会話をやっていたりするとこういった壁にぶち当たることもありますが、TOEICに出ない問題なら後回しで大丈夫ですよ。
凡人が完璧主義でやろうとすると逆にきついです。
声を出す意味
声を出す練習の重要性に気づいていませんでした。
音声を聞いて真似するように音読練習すれば、控えめに言って3つのメリットがあります。
音読のメリット
- 英語を見聞きした順番で理解できる
- 英語が頭に残りやすくなる
- TOEIC問題を解くべきスピード感がわかる
くわしくはこちら:停滞中のTOEICスコアは音読で爆上げ可能【やり方と条件を解説】
出題パターンやTOEICの世界観の把握
なんとなくわかった気になって、準備なしで受験していました。
リーディングについて認識していたのは「穴埋めの文法問題がでる」と「長文が出る」という程度です。
このくらいノープランだとTOEICという試験においては明らかに不十分でした。
ギャンブルと言っても良いでしょうね。
今だからわかりますが、TOEICの内容はポジティブでハッピーエンド的なものがほとんどです。社員同士は協力的ですし、トラブルが発生しても途中で解決します。
終始ネガティブ一辺倒の内容が出ることはまずありません。
そういう世界観的なものがわかっているかどうかも迷った時に選ぶ選択肢には影響しますよね。十分な練習をしていなかったから、こういうのはわからないと思います。
ちなみに、僕はPart7の長文はきっちり目を通すようにしていますが、一部例外もあり、経験的にしっかりと読みこまなくていい部分もわかっています。
こういうところでちょっとだけ力を抜けば時間を生み出すこともできます。
こういうのはある程度、量をこなすうちにわかりますが、出題パターンを認識できていなかった時にやろうとしてもまず不可能でした。
出題パターンがわからないとペース配分ができないですし、何度か通しで練習しないと試験を乗りきるだけの体力もつかないので模試は本番形式で解くことを強くオススメします。
どうすればリーディング300点台を卒業できる?
上記の内容は多少のヒントにはなったかもしれないですが、あまり具体的な方法ではありません。
なので「何から手を付ければいい?」と思っていることでしょう。
これに関してはやり方は一つではなく、上記の課題を一つずつ丁寧に潰せればOKです。
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もし、「どんな教材を使えばいいの?」ということでしたらスタサプを推奨しています。
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進め方はスタサプTOEICの進め方を解説【3ヶ月で150点以上UP】でまとめていますので続けて見ていってください。
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