あなたが現在、TOEICで目指しているスコアはだいたい何点くらいですか?
- 470点
- 730点
- 860点
もし、上記の範囲内に含まれているなら、ボキャブラリーが不足している可能性が大です。
ハッキリ言って860点未満の人はボキャブラリー不足なんです。
何よりも早く優先して着手したほうがいいと思いますので、「単語力が上がるとどうなるか」と「単語力を上げるべき理由」を解説します。
単語を抑えるだけで目標スコアにグッと近づけます
証拠がないと動きたくない人もいると思うので、早速ですが、個人的な経験をシェアします。
ボキャブラリーは嘘をつかない
ABILITIES MEASURED
スタディサプリを使うだけで全体的にバランスよく取れるようになった
語彙だけ低いって?
それはスタディサプリの単語アプリがビミョーだからじゃないですか
スタディサプリしか使ってないから、良くも悪くもこれがスタディサプリのクオリティってことで pic.twitter.com/zCBcKTlpqF
— KY_ENGLISH|TOEIC950+リスニング満点攻略済 (@ky_english) January 10, 2019
上記ツイートは僕のものですが、「860点分の単語を完璧にした状態でTOEICを受けたら860点だったよ」という意味です。
「語彙が理解できる」のところが77%となっていますね。
ちなみにもっとやっていれば、さらに点数をとれていた可能性もありますが、2018年12月時点では990点分の単語をインプットするだけの時間がなかったのです。
ボキャブラリーをさらに強化して再挑戦した結果
しっかり準備した状態で3ヶ月後に再挑戦したらやはりスコアにも良い影響が...。
ABILITIES MEASUREDはこちら
100%なのは文法だけか pic.twitter.com/GwLsEeAIKs
— KY_ENGLISH|TOEIC950+リスニング満点攻略済 (@ky_english) April 11, 2019
このときは990点分の単語がインプットされた状態でした。
ABILITIES MEASUREDのボキャブラリーの評価も上がっていました。
こちらは「語彙が理解できる」のところが96%となっていますね。
やったことは間髪入れず、脊髄反射的に意味がわかるようになるまで準備することだけです。
さらに続けていたらここまで来ました。
#TOEIC の結果が郵送されてきた
ABILITIES MEASUREDを見る限り、極端な弱点はなくなったけどまだどれも微妙に足りていないようだ pic.twitter.com/USFvWy4JjZ
— KY_ENGLISH|TOEIC950+リスニング満点攻略済 (@ky_english) December 21, 2019
以上のようにボキャ貧とスコアには相関関係があります。
自己評価で正解率95%になるくらいまでやりましょう。
【860点未満対象】TOEICで目標スコアを達成するならボキャブラリーを抑えるべき理由
ボキャブラリーが足りてないと勝負にならない
今回のTOEIC 反省点
・900点台とるなら単語8000~10000は必要
・今回は3000くらい覚えて試験に臨み前回よりは文章理解できたけどリスニング、リーディング共にやはり単語量が足りなすぎた。
・リーディングの長文読解が遅すぎた
(結果 )
1万単語覚えて、長文読解の力を覚える— 美容師@語学勉強垢 (@KBm3tH1WuVrC7bd) September 29, 2019
ボキャブラリー不足だと「リーディング」も「リスニング」も間違いなく苦戦します。
ボキャブラリー不足がリーディングに与える影響
単語力がないと長文が読めないので、長文問題で苦戦します。
仮に700点分の単語力しかないとしたら、満点に必要な290点分の単語はテスト用紙が虫に食われているのと同じですよね。
大学受験の時、「単語は前後の文脈から推測すればOK」みたいなことを言っている先生がいましたが、その話ってTOEICには通用しません。
圧倒的に時間が少ない中で推測なんてできないですよ。
そもそもTOEICは、文章を読み直していたら時間切れになるように作られています。
一発で理解するくらいのスピード感じゃないと高得点をとることは夢のまた夢です。
ボキャブラリー不足がリスニングに与える影響
リスニングでボキャブラリーが足りないのは隣の受験者がひどい咳をして問題が聞こえないくらいのダメージです。
問題は一度しか読まれないですから取り返しがつきませんよね。
リーディングと比較して、リスニングの場合も推測なんてしている暇はありませんから、インプットが不十分な時点で不利になることが確定してしまうわけです。
目標達成っていうのは、自分の目標スコアをとるだけのボキャブラリーをインプットしてはじめて可能性が出てくるんです。
実は新たに必要な単語数は1,000あるかどうかだからそれほど多くはない
「覚えようと言われても大変そう」「一体どれだけあるの?」って思うかもしれませんね。
僕がTOEIC対策に使っていたスタディサプリによると、現在600点以下の人が860点とるために必要な単語数は「1,320語」だそうです。
中には知っている単語もあるでしょうから、実は新たに覚えるのは1,000もないかもしれないということ。
もし、あなたのスコアが700点くらいだとすると、TOEICで抑えるべき7~8割くらいの単語は完了しているはずです。
あともう300~400個くらい覚えるだけで、スコアアップの可能性は飛躍的にアップします。
あなたが選んだ参考書によってはもっと掲載されているかもしれませんが、少なくとも僕はスタディサプリの単語で間に合いました。
大学受験用の単語帳とかで済まそうとするのはNGです。TOEICで必要な単語と受験で必要な単語には違いがあります。
選ぶべき市販の単語帳(例)
TOEICの目標スコアに応じていくつかの単語帳がありますが、人気のあるものを紹介しておきますね。
単語の学習方法
コツコツやるというよりは毎日100問ペースやって早いうちに一度完成させちゃったほうがいいです。
単語って1日で100くらいなら見直せますから、意外と行けちゃうんですよね。
ボキャブラリーが増えるほどTOEICは楽になります
TOEICに出てくる単語はある程度決まっています。
個人的な感覚でいうと、930点の僕がわからない単語に出会う率は1つの長文につき1個あるかないかくらいですね。
知らない英単語、イディオムが少なくなってくると逆に目立ちますし、覚えやすくなってきます。
だから楽なんです。もはや、やらない理由がないですね。
930点の僕がわからないTOEICボキャブラリーとは?
TOEIC900点を超えていても見たことがない表現が出てくることはあります。
本当にレアな単語
これはもうその都度覚えるしかないですね。とは言え、100%を目指す完璧主義は相当難しいと感じるので99%くらいでいいと思います。
忘れてしまったイディオム
もう一つは長いこと見かけなかったイディオムが急に出てきた時に「何だっけ?」というパターンもあります。
復習不足と言えばそれまでですが、イディオムは単語と比較して抜けやすい気がします。
解決策としては英文を何度も音読しつつ、定期的に復習して体に染み込ませるようにしています。
最後に
僕が930点をとるために覚えた単語を知りたい場合はスタディサプリをやってみてください。