TOEICはできるだけ毎回受験したほうがいいのか?それとも間を空けたほうがいいのか?
現在の自己ベストは950点ですが、ここに至るまでいくつかのパターンを試してきて発見したことがあるので理想的な受験ペースについて書きます。
このページの対象者
- TOEICでハイスコアを目指している
- 連続受験しているけどなんか意味ない気がしてきた
- 今の受験ペースで大丈夫か確認したい
このページでわかること
- あなたの現状にあった理想的な受験ペース
TOEICの理想的な受験ペースは状況によって異なる
僕の場合、3回連続で受験をしたこともありますし、半年〜1年以上空けて受験したりもしています。
そこでわかったのはどのくらいの頻度で受験すべきかは状況によるということです。
今回は3つのパターンで説明します。
- 連続で受けたほうがいいパターン
- 3ヶ月に1回がいいパターン
- 年に1~2回でも十分なパターン
①連続受験がいいパターン
目標スコアが射程圏内に入っている場合
例えば、あと20点で目標達成できるという受験者はもうすでに射程圏内ということができます。
この場合はできるだけハイペースで受けたほうが早く自己ベストを更新できる可能性が高いです。
経験上、ゴールがすぐそこに見えているとモチベーションの維持もしやすいんですよね。
逆に間を空けるとペースが落ちたり、感覚が鈍って停滞にも繋がるためマイナスです。
超ハイペースで学習している場合
TOEICでは一般的に200~300時間学習するたびにスコアアップすると言われます(50~100点程度)。
それを踏まえると連続で受験して毎回記録を更新するのはかなり至難の業でしょう。
ただ、例外的に1日8時間以上、TOEICに費やせるなら連続で受験しても毎回自己ベストを更新できるかもしれません。
逆にそこまでのペースは無理だと感じたらもうちょっとペースを落としても大丈夫です。
TOEICで生活している場合
TOEICを受験後、記事や動画にして集客につなげているTOEIC講師やインフルエンサーなどはわりと多いみたいです。
そういう人は毎回受けたほうがネタも増えますし、常に最新の情報を入手できるので連続受験のメリットがあると思われます。
②3ヶ月ペースがいいパターン
1日2時間近い学習をしている場合
前述の200~300時間学習でスコアアップという話をを逆算して考えると、毎日2時間ペースの学習をしている人は3ヶ月で約200時間になります。
なので、順調に積み重ねている人にとっては3ヶ月に1度というのは理想のタイミングなんです。
特にまだスコアが低いうちは伸びしろが多いので、やったらやった分、素直にスコアが上がるはずです。
そして、結果が出始めると「ここでやめるともったいない」という気持ちが働き出し、好循環で中上級レベルまで上がることもできます。
そういう意味でTOEIC300点から800点くらいの受験者は3ヶ月に1回受験しても良いと思います。
③年に1~2回でもいいパターン
900点以上の場合
900点を超えてからは簡単に上がらなくなってきます。
また900点あれば、就職等においては一定の評価を得られ、それ以上のスコアを求められるケースはレアです。
なのでTOEICスコアをハイペースで追い求めるよりもスピーキングなどの練習にあてるほうがコスパがいいはずです。
また、年1回だとリピート受験割引の対象になるため、お得感もあります。
1日の学習時間が少ない場合
1日の学習時間が少ない場合は受験してもあまりスコアアップが期待できません。
むしろ下がってしまう可能性もあるので、1年に1回くらい受験して維持するくらいがちょうど良いでしょう。
こうして見ると、以下の要素は少なからず受験頻度を決めるにあたってのポイントになるかもしれませんね。
- 目標スコア
- 自己ベストスコア
- 総学習時間
連続受験はあまりオススメできない理由
TOEIC受験が生きがいになっている人が毎回受験するのを否定するつもりはありませんが、毎回受験の短所もあるのでいくつか紹介します。
金銭的負担
TOEICは受験料の値上げが続いています。
このブログを立ち上げた2018年後半を振り返ってみると、まだ5,725円(税込)でした。
ところが今やなんと7,810円(税込)となっています。
交通費や飲食費等を考慮すると受験1回あたり1万円と言っても過言ではありません。
改善する時間が圧倒的に少ない
TOEICの結果がオンラインで発表されるまでの期間は2週間程度かかります。
その後、自宅にABILITIES MEASUREDが郵送されて来るまで3週間です。
毎月受験だと約1週間後には試験本番を迎える計算になります。
まとめ
今回はTOEICの受験頻度について個人的な意見を述べました。
ネットでは連続受験したほうがいいという主張も見かけますが、鵜呑みにせず、一度考え直してみるタイミングではないでしょうか?