TOEIC対策をするなら必須と言われる公式問題集ですが、けっこういい値段しますよね。
「じゃあやらなくていいのか?」
僕のTOEIC自己ベストは950点ですが、まったくやらずに本番で結果を残せるかと言えば、やはりかなり難しいです。
この対処法を考えたので紹介します。
TOEIC公式問題集との付き合い方
最新版は普通に買おう(素直にやったほうがいい)
繰り返しになりますが、TOEIC試験を申し込んだなら、最低でも1冊は買うべきです。本番形式でやっておかないと時間配分の練習ができないからです。
どうせやるなら最新版がいいですね。
(TOEICはちょっとずつ難しくなってきており、それに合わせて最新版になるほど難易度が高いです。)
とは言え、TOEIC公式問題集は手が出しにくい
最近になって料金も上がりました。
TOEIC公式問題集5が出たけど、今回から地味に値上げされたんだ pic.twitter.com/TZlQTHFNpk
— KY_ENGLISH|TOEIC950+リスニング満点攻略済 (@ky_english) June 23, 2019
以前は2,800円だったのが、新料金に変更され、3,000円になってます。
また、TOEICの受験料も上がっています。この状態で何冊も揃えるのは多くの人にとって負担が大きいのではないでしょうか?
定価で買えない分はコスパ重視で乗り切ろう
ということで、残りはできるだけ負担が少ない方法で対策することを提案します。
【朗報】TOEIC公式問題集をコスパのよい方法で済ませる方法はあります
方法①中古で手に入れる
中古で入手するのも手です。メルカリなどでも普通に出品されているのでチェックしてみてください。
特に公式問題集3以降は音声がダウンロードできるため、CDがついていなくてもどうにかなりますよ。
ちなみに2冊目を買うなら最新版の一つ前のものをやるのがオススメ。古すぎるのだと簡単だから参考程度にしかならないと思います。
やるのが無駄というわけではないですが、簡単な問題が多いので本番で「こんなはずじゃなかった」「もうちょっとできると思った」などと感じるかもしれません。
中古っていうのは従来からあるので別に珍しくはありません。せっかく読んでもらっているからにはもうちょっと意外性のある情報も提供します。
実質的に安くする方法はメルカリ以外にも色々あります。
方法②Kindle Unlimitedの本を使う
Kindle UnlimitedはKindle本が読み放題になるサービスです。TOEIC関連の本は1,000冊以上が対象となっています。
残念ながら、TOEIC公式問題集は含まれていませんが、代替できるようなTOEIC予想問題集はたくさんあります。
評判のいいものも多いので何冊も買うよりはかなりコスパがいいはずですよ。
Kindle Unlmitedの対象となっている問題集(一例)
他にもたくさんあります。
料金
月額はたったの980円です。
TOEIC関連の問題集を買うと普通は1冊1,000円以上するから一瞬で元がとれますね。しかも、いつでもやめることができます。
方法③ChatGPTを使う
最近、話題のChatGPTはもう試しましたか?
ChatGPTは無料で使えるAI人工知能で、人とテキストで自然に話ができるプログラムです。
TOEICの問題を出題してもらうこともできるので主にリーディングセクションの学習で補足的に使えます。
自分が入力した文章によって返事も変わるので、わからないことを言語化して質問すればしっかりと解説してくれて理解が深まります。
方法④TOEICアプリを使う
以下のTOEICアプリにも本番形式の問題が収録されており、模試として使うことができます。
スタディサプリ | Z会 | abceed |
||
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コース | TOEIC対策コース ベーシックプラン | Adaptie講座 | Proプラン | |
アプリ内容 | AI学習 (レコメンド) | 対応 | 対応 | 対応 |
基礎文法 | ||||
レベル別単語 | ||||
ディクテーション | ||||
シャドーイング | ||||
Part別講義 | ||||
Part別演習 | ||||
模試 | 20回分 | 3回 | 25回 | |
教材 | 175冊 |
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端末 | PC | |||
スマホ・タブレット | ||||
動画解説 | 本数 | 約580本 | 約100本 | |
学習期間 | 6~12ヶ月 | 6~12ヶ月 | 1~12ヶ月 | |
無料体験期間 | 7日間 | なし | 3日間 | |
価格 | 3,278円 / 1ヶ月 18,348円 / 6ヶ月 32,736円 / 12ヶ月 | 3,200円 ※月額課金制 | 2,700円 / 1ヶ月 8,100円 / 3ヶ月 19,800円 / 12ヶ月 |
厳密に言うと公式問題集ではないため、公式問題集にこだわるならオススメはしませんがかなり使えます。
スタディサプリ
スタディサプリには本番形式の模試が20回分も含まれています。
また、単なる模試代わりとしてだけではなく、必要な学習コンテンツがすべて含まれています。参考書なしでもTOEIC対策が十分にできるアプリです。
無料体験希望者はこちら:スタディサプリ TOEIC対策コース(ベーシックプラン)について
Z会
Z会は3回分相当の模試が含まれており、スタサプ同様にアプリだけでTOEICの準備が完成するような設計です。
abceed
abceedには約5,000問(25回分相当)の模試が含まれています。こちらは問題を解きまくる目的で使うならもっともコスパが良いアプリです。
ただし、上記2つのアプリのようにTOEIC講師の解説動画を見たり、動画の後に演習をするといったタイプの使い方はできません。