「絶対に目標スコアを達成する!」「空いた時間はすべてTOEICに捧げよう!」
TOEICに全力でコミットする覚悟が決まったら、思い切ってパーソナルコーチをつけてみるのは成功への近道です。
例えば、スタディサプリやトライズにはTOEICに特化したコーチングのプログラムがあります。
両サービスは価格も内容も比較的違いますが、短期間でTOEICを攻略するという意味では共通する部分もあります。
今回は両サービスの特徴を比べつつ、パターンごとにどっちがいいのかまとめてみます。一緒に確認しましょう。
今回比較するTOEICコーチング
スタサプ
TOEICナンバー1アプリ×コーチング
チャットによって専属コーチのアドバイスを受けながら、カリキュラムに沿って英語学習アプリ利用者No1の『スタディサプリ』を進めていきます。
注力すべきポイントが整理されることで短期間で成果を出す受験者が続出しています。
トライズ
スコアアップ保証付きのコーチング(2ヶ月で最大200点アップ)
トライズでは徹底的な弱点分析と最適な学習計画のもと、自分にあった市販教材を使いながら、高負荷学習を進めていきます(週2回のマンツーマンレッスンあり)。
スコア保証や全額返金保証があり、短期間での成果を望む人に選ばれています。
スタサプ vs トライズ TOEICコーチングの比較表
スタディサプリ | トライズ | ||
---|---|---|---|
コース名 | パーソナルコーチプラン | TOEIC®対策プログラム | |
学習方法 | アプリ中心 | 市販教材 | |
形式 | オンライン | オンライン 通学 |
|
体制 | 専属コーチ:日本人 | コンサルタント:日本人 講師:日本人 |
|
ユーザー層 | 20-40代中心 | 20-50代 | |
スコア | 500点-860点 | 450点-750点 | |
期間 | 3ヶ月 6ヶ月 | 2ヶ月 | |
面談 | 4回 (チャット・通話) | 隔週 (Zoom) |
|
レッスン | なし | あり | |
IPテスト受験 | |||
スコアアップ保証 |
|||
全額返金保証 |
|||
価格 | 74,800円 / 3ヶ月 107,800円 / 6ヶ月 | 437,580円 / 2ヶ月 |
以上が両プログラムの簡単な比較になります。
続いて、表だけだとちょっとわかりにくい部分を補足します。
主な教材
スタサプの教材はアプリのみです。
コーチからオススメの教材として勧められることはありますが、あくまでも紹介程度にとどまります。実力チェックのため、定期的にテキストを使って模試を解くことがあり、その際は本番形式ということで紙を使いますが、問題自体はアプリ内にも収録されています。
トライズで使うのは市販教材です。
最初に弱点分析をしたら、生徒の目標に合わせて教材が決まります。カリキュラムが決定後、コンサルタントや日本人講師にダブルサポートを受けながらスケジュール通りに学習を進めます。
学習形式
スタサプはオンラインのみなのに対して、トライズではオンライン対応のほか、スクールに通って対面授業をできる体制があります(コロナのため、対応は流動的です)。
スコア
上記のスコアはあくまで参考のため、もっと低いスコアで始める人など範囲外の利用者もいます。
ただし、スタサプでは現時点でスコアが860点以上の人に対するサポートは行われていないため、注意が必要です。
レッスン・IPテスト・保証
上記に関するサポートはスタサプよりもトライズが手厚くなっています。その分、価格差に大きく影響しており、この部分をどう考えるかは最終的に決め手になってくるでしょう。
スタサプの特徴
- スマホで完結
- 低価格
- レッスンなし
- スコア保証なし
Good
スマホで完結
電車内やちょっとした休憩タイムなどすきま時間にスマホを取り出して単語や文法の学習をできるのは思った以上に便利です。
テキストを持ち歩く必要もないですし、前にやっていたところからの再開もスムーズです。
またスマホなら音声をより手軽に再生でき、AI学習による苦手部分の重点的学習も可能になります。
さらに動画解説があるので文章だと理解しにくい部分もスッと頭に入ってきやすかったりします。
低価格
スタサプのパーソナルコーチプランは競合と比較して破格となっており、従来であればコーチングを受けたくても受けられなかった人も利用できるのが画期的です。
Bad
レッスンなし
スタサプにはレッスンがありません(わからない部分の質問や相談はオンラインチャット上で可能です)。
※トライズでは週二回のレッスンがあります。
スコア保証なし
スタサプには保証がありません。
※トライズには点数保証や全額返金保証がありますが、
トライズの特徴
- 弱点分析が細かい
- 週2回レッスンあり
- 2大保証制度
- 高額料金
Good
弱点分析が細かい
6つのテストで図るので弱点がより浮き彫りになった状態で対策を開始できます。
- 模擬試験
- IPテスト
- シャドーイング
- 単語力
- 速読力
- 英文法
週2回レッスンあり
トライズはZoomを使ったオンライン授業の他、対面授業にも対応しています。
2大保証制度
保証があるのでより安心してコミットできます。
- 全額返金保証
- スコアアップ保証
Bad
高額料金
コンサルタントと講師によるダブル体制などサポートが充実している分、費用は比較的高額です。
ただし、トライズよりも高額なTOEICコーチングサービスは多く、全体で見るとそこまで高いわけではありません。
スタサプに向いているのはこんな人
スタディサプリで学習したい
トライズのシステムはよりアナログな手法が用いられており、すきま時間にスマホで学習を再開できるようにはなっていません。
現時点のスコアが400点~700点くらい
パーソナルコーチプランの実績として紹介されている多くの成功事例が400~700点くらいで利用し始めたケースです。
何十万円も払えない
分割払いがあるとは言え、数十万円のコーチング費用を負担するのはなかなか大変なことです。
それでもスタサプのように10万円以下であれば比較的手が出しやすいのではないでしょうか?
クオリティ面で不安になるかもしれないですが、低価格なのはアプリによる効率化でコストカットに成功している部分も大きいです。
また、トライズと違い、レッスンがないなど省略されている部分もありますが、毎日サポートを受けられますし、目標スコアを達成した人の実績を考慮すれば、十分に価値がある内容です。
トライズに向いているのはこんな人
対面でのサポートや自習室も必要
トライズなら必要に応じて通学することもできます。
「アプリだけっていうのは不安」「時々、対面でもサポートを受けたい」という場合にはトライズのスタイルがあっています。
スクールには自習環境もあり、仕事終わりに立ち寄ってその日の学習を済ませてから帰宅するなども可能になります。
点数を保証してほしい
トライズはスコアアップ保証をしているのでほとんどの人がスコアを達成できます。
また、受講開始から1ヶ月以内にギブアップした場合でも全額返金を受けられるため、意外と低リスクです。
現時点のスコアが450点~745点
スコアアップ保証はトライズでの学習開始時点のスコアが基準となります。そこから外れると対象外になるため、保証を考えると745点よりも低いほうが望ましいです。
アナログな学習方法のほうがしっくりくる
スタサプのようにアプリ学習だとスマホの小さい画面で疲れやすかったり、トラブルがあると中断してしまい、学習がはかどらないケースもあります。
(もちろん、PCやタブレットにも対応しているため、問題はほとんどありませんが)
従来のように紙のテキスト中心の学習が向いているしっくりくる人もいるかもしれません。
そもそもコーチングって必要?
短期で目標スコア達成を目指すなら間違いなく必要です。
そもそも短期での目標達成のためには欠かせないいくつかの要素があります。
- 正しいプランがあること(地図)
- 遠回りをしないこと(最短ルート)
- 1日あたり数時間レベルの猛勉強をすること(高負荷)
- 想定外への対応(軌道修正)
これはやはり独学だと限界があります。
例えば、現時点で700点の人にとって900点までというのは未知の世界です。ところが、はじめて通る道にも関わらず、ナビを持たずに挑まなければならないということです。
地図を持たずにはじめて訪れる山道で道が2手に分かれていたら、迷子にならない保証はありません。いったん迷子になったら戻るのも大変になりますし、途中で熊に襲われないとも限りません。
コーチングを受けることはこの状況で、その道を歩き慣れた山歩きの達人と一緒に山頂を目指すこととほぼイコールなわけです。
どちらが早く目的地にたどり着けるかは明らかではないでしょうか?
また、誰も見ていない環境で1日に2~3時間以上の学習をサボらず継続できるでしょうか?
ほとんどの人が仕事や家事・育児・学業などとの同時平行を強いられると思います。
1日や2日ならまだしも、あっているかどうかもわからない半信半疑状態で高負荷の学習を数ヶ月続けるのは凡人にはかなり難しいはずです。
3日経つ頃には当初、予定したスケジュールから大幅にズレてきて軌道修正ができなくなります。
そうこうしているうちに「あーでもない」「こーでもない」と言い訳をして、手を動かさなくなる未来は予想できませんか?そうやって何もやらない期間が目標達成を遠ざける一番の要因なのです。
コーチがいれば無理のない修正を繰り返し、持ち直すことができるのです。
一方でコーチングが不要の人もいます
マイペースでやりたい人
「自分のペースで目標を達成できればOK」「別に急いでないけど」という場合にはコーチを付けずに試行錯誤するのも良いでしょう。
数十万円という費用も浮きますし、寄り道もできます。
また、ゆるく進めたいマイペース派にとって1日3時間という学習量はあきらかに限界を超えています。間違いなく耐えられずに挫折してしまう分量です。
メンタル強者
正直、TOEICスコアって途中で挫折さえしなければ(時間をかければ)上がると思っています。もちろんほとんどの人はメンタルが続かないので、それができないんですが。
そういう意味で絶対に諦めない鋼のメンタルの持ち主にはコーチはいりません。
挫折知らずの人
TOEICの学習をはじめて以来、右肩上がりにスコアを伸ばしていて停滞感を感じたことがない人もコーチングを受けるのはまだ早いです。
今のやり方で頭打ちになるまで進めましょう。
そもそも人間うまく行っている時って他人の話を素直に聞けないと思うんですよね。
「これが自分のやり方だ」「これでうまく行ってるんだよ」という変なプライドから反発心を持ってしまいます。
挫折して「このやり方じゃダメなんだ」と思ったときにこそ、他人の話に素直に耳を傾けられるようになりますし、そのアドバイスに感謝できます。
まとめ
判断する上でわかりやすいいくつかのポイントがあります。
- 全体的にトライズのほうがスタサプよりも保証が手厚い分、費用が高くなっていること
- スタサプではアプリ、トライズでは市販教材を使うこと
- 対面レッスン・サポートの有無
これらを踏まえて自分にあったサポートを選びましょう。
両サービスには成功事例があることを踏まえるとどちらが正解とかはありません。
自分がこれならできると思う学習方法で進められることが一番です。そうすれば必ず結果は出ます。
【追記】迷ったら...
スタサプには無料体験期間があり、1週間以内ならキャンセルできます。また、トライズは無料カウンセリングがあり、1ヶ月以内なら全額返金保証もあります。
動き出した後でちょっとおかしいなと思ったら退会できるので特にリスクはありません。今の状況を打開するためにもアクションを起こしてみてはいかがでしょうか?
スタディサプリ(パーソナルコーチプラン)
トライズ(TOEIC®対策プログラム)